2015年10月20日火曜日

日米ロボット掃除機アプリの仕様の差が面白い

カメラ付ロボット掃除機用アプリ
日:留守中のお部屋の様子も確認できます
米:カメラ映像は絶対見られません


先日、アイロボット ファンプログラムの、『第1回アイロボット ファンミーティング』イベントで、最新モデルのルンバ980の話を聞くことができました。

「ルンバ980にはカメラが搭載されています。」
「スマートフォンアプリ『iRobot HOME』で、ルンバの設定を行ったり、遠隔スタートさせることもできます。」
とのことでした。


ルンバ用アプリの話を聞いて思い出したのが、以前ニュースサイトで見た日本のメーカーのロボット掃除機のこと。

日本メーカーのロボット掃除機にもカメラとスマートフォンアプリがあり、『本体で撮った画像はスマートフォンから見ることができます。』と言ってました。

でも、ルンバ用のスマートフォンアプリの操作画面はシンプル。
本体と同じ、『CLEAN』ボタンがあるだけです。


イベント中に「ルンバのカメラ映像は、アプリから見られないのですか?」と伺ったところ、
「本体内のネットワーク機器からも、カメラにアクセスできない設計になってます。万が一ルンバがハッキングされたとしても、個人情報がもれないようになってます。」とのことでした。

セキュリティを一番に考えた設計になっているのは、米軍の依頼でロボットを作ったことのあるメーカーらしいなと思いました。


アプリの仕様の差から日米メーカーの設計思想の違いを感じました。